通訳ガイドの喜怒哀楽-富士通訳ガイドアカデミー
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■ ガイド・デビュー記


1.ツアー概要
時   期 10月中旬
行   先 富士・箱根日帰り
ツアー形態 お客様約 60 名のインセンティブ・ツアー、バス2台、ガイド2名 里)

2.体験記

■自己紹介

免許取得後、そろそろ一年がきます。私のガイド経験は本当につたないもので、成田空港への出迎えが数回、本格的なツアーはこれが初めてでした。ツアーには私の他にベテランガイドさんがもう一人ついていたのでナントかなし得たけど、もしこれが一人だったら…世にもオソロシイ!

緊張のデビュー?

雨がそぼ降る朝。せめて天気ぐらいよくてもいいじゃないか、と恨めしく思いましたが仕方がない。不安で数日前から頭がおかしくなりそうでした。当日、大型バス一杯のお客さんを前にマイクを手にとる。第一声を発したら…あれ?…不思議と落ち着いてきて丸暗記してきた挨拶もなんとか出来たのです。これは自分でも不思議でした。

面接の練習や免許取得後の新人研修で、私は大勢の人の前だと緊張のしすぎですぐ頭の中が真っ白になるタイプでした。もしかしたら練習や研修は答えを知っている人々を相手に「試されている」状況で行うから緊張するのかもしれません。一方、お客さんは純粋に日本のことが知りたいと耳を傾けてくださるのです。また、事前に他のベテランガイドさんに「お客さん誰もが熱心にきいてくれるなんて思っちゃだめよ。きいてなさそうだとショックだけど気にしちゃだめよ。」と言われていたのも良かったのかもしれません。

質問をされるのも当初は恐怖でした。でも実際質問をされるとうれしいものです。日本について興味をもってくれているのだ、と思うと張り切って説明している自分がいました。そのうえ「なるほどね〜。」なんて言ってくれると天にも昇る気持ち。もちろん答えの分らないものもあり、どうしようもない場合には今後の課題としてスミマセンと申し上げました(例えば木の名前…)。

■富士・箱根のむずかしさ

通常は【 都内観光⇒ 鎌倉⇒ 日光⇒ 富士・箱根 】とガイド経験をつんでゆくそうです。富士・箱根がむずかしいとされるのは単に遠いからだけではないようです。箱根にはロープウェー、芦ノ湖の海賊船、場合によって帰りは新幹線を利用する等、時間に縛られるアクティビティーが多いのです。それぞれ間に合うようツアーを動かさねばならない、という「時間管理」が新人にとっては大変なのです。

私もツアーの準備をしているときには「何を説明するか」ということで当初は頭がいっぱいでした。でも当日が近づいてくるにつれ、 A 地点から B 地点まで一体バスでどれくらいかかるんだろう?とか最低何分自由時間がとれるんだろう?とか「添乗」部分のことがひどく気にかかりはじめました。そして実際、それが何よりも重要だったのです。

当日、朝は雨が降っていましたので富士山までは渋滞もなく到着、しかし次第に晴れてくると、秋の箱根では週末につきものの渋滞が一部はじまりました。大涌谷で黒たまごを食べるのと、ロープウェーや海賊船に乗るのと、どれかを諦めねばならない状況となりました。で、結果的にロープウェーをやめたのです

が、今度はバスをうまく回送させたり、のんびりモードのお客様のご機嫌をそこねぬよう、急がせるという統率力が必要となってくるのです。幸い(というかゴメンなさいですが)もう一方のガイドさんが鮮やかな判断力で決断をなさってくださいましたので、私はそれにしたがって案内をした、というのが正直なところです。

■ガイドとしての楽しさ

「楽しかった!」と言える程満足なできでは全然なかったですし、表立って言われこそしなかったですが、不満に思ったお客様もいらしたかも知れません。

でも、少しだけこの仕事の楽しさを感じた瞬間もありました。オーストラリアのウルル近く、ほぼ砂漠のような場所からいらしたというお客様、芦ノ湖の海賊船で「素晴らしい景色ですね。水と緑が豊かで本当に美しい。」と感動した様子で私に話しかけてきました。私にとっては、こうした景色はごくありふれたものでしたが、いらっしゃる場所や人によって感じ方が大きく違い、こうして喜んでいただける、そうした様子を目の当たりにするのは本当にうれしいものでした。ガイドとして、日本人として感動を覚える瞬間でした。

■ふりかえり

課題は未だ山積です。

  • 目に飛び込んでくる景色をもっときちんと説明したい!例えば、秋の仙石原のススキは印象的な景色でしたが、全く説明できませんでした。季節ごとに目玉となるものをおさえるのは基本ですね。
  • トイレの場所の案内は集合時間と同じくらい重要。
  • 時間管理!そして、次の行動をいかに明確に伝えるか。

ともあれ、雄大な富士山の姿を拝めたこと、一応無事に帰って来られたこと、そして仕事をくださった旅行会社やお客様にひたすら感謝な一日でした。


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