通訳ガイド試験合格者体験談-富士通訳ガイドアカデミー
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通訳ガイド国家試験合格者加藤さん1999年11月開講受講生
2000年度通訳ガイド試験当校合格者

加藤  明子さん

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自己紹介

私が通訳ガイドの資格を目指そうと思ったきっかけは、二つあります。

まずひとつは、偶然地下鉄で出会った中南米の研修生の方々と友達になり、一日、東京の街を案内してあげたことです。その中の一人に、「 I did not meet many Japanese people during my staying in Tokyo、 but to know you was enough 、 because you are the kindest Japanese person I met during this period I spent in Japan。 」といってもらえたとき、こうやって文化交流をするってすばらしいことだな、と思ったのです。そしてもっともっと日本のよさをわかってもらえたら、と思いました。

もうひとつは、自分の趣味である歌舞伎の素晴らしさを、海外の方にもわかりやすく紹介して、もっと楽しめてもらえたらいいのに、と思ったことです。

単なる通訳ではなく、自分の知識や価値観を織り交ぜながら、相手の方の興味にもあわせて、日本を紹介していく通訳ガイドという仕事は、この二つの私の願いを実現するには一番の近道と思え、おととしの秋から学校探しを始めました。

そして、学校の雰囲気や授業内容、学費等々を検討した結果、富士アカデミーの週一回のコースを選びました。きちんとした英語の勉強からは長いこと離れていましたので、単語を覚えたりするのは最初はとても大変でしたが、単語力が少しずつついてくると、読解力も自然とアップするのが実感でき、面白くなってきました。また、時事英単語は、初めて見るようなものばかりで、覚えるのは大変でしたが、へー、こんな風に言うんだ、という具合に、興味をもって覚えると暗記も進みました。

私の選択した週一回のクラスだと、単語や熟語の予習が週二回のクラスの人の半分で1次試験までに最後までいきつきません。私は5月くらいからあせって、次週のクラスの試験範囲以外のところもやるようにしましたが、とにかく、単語・熟語は早めに進めておいたほうがいいと思います。私は、最後はつめこみ暗記だったので、身についていない単語が多く、実は今でも英単語・熟語ハンドブックは手放せず復習をしている毎日です。

知念先生が用意してくださる読解用の文章はとても訳しにくく、難しいですが、きちんと予習していくことにより、実際の試験問題を訳す力が自然とついてくると思います。私はあまりまじめな生徒ではありませんでしたので、予習を毎回していかなかったのですが、本番の試験にのぞんだとき、あーやっておけばよかったとつくづく思いました。

私は、職場で英米の週刊誌(タイムやビジネスウィーク、エコノミスト等)を入手することができましたので、時事問題に関連する記事はコピーして、帰り道に読むなど、ただ単語の暗記に追われるだけでなく、生きた英文にふれるようにもしました。いくら勉強してもわからない単語がでてくるので、くやしくて、奮起したのを覚えています。

2次試験については、 1次の合格発表から一ヶ月たらずで試験を迎えてしまうことになりますが、ちょうど、季節も夏休みの時期でだらけてしまいがちです。私も1次が予想以上に難しかったので、もうこれはだめだろうと思い、2次の勉強なんて全然してなかったのです。そこへ、突然1次の合格発表が届き、本当にあせりました。私は仕事をしながら通っていたので、夜の授業のある日は時間の許す限り通うようにしました。日本語でも自分の意見をいうのは難しいような政治や時事問題について、英語で意見を言うのはさらに難しいことでしたが、周りの方(特に社会の第一線で働いているサラリーマンの方々)の意見も聞くことができて、視野や知識が広がったと思います。二時間の授業中、自分が話せるのはほんの10数分たらずだと思いますが、2次対策のクラスでは、英語を話す以上のことが学べると思います。クラスの中で得たことを復習して、話せるように仕上げていくのが、自分の勉強の範囲であって、富士アカデミーのクラスはその基となる部分を用意してくれました。また、2次試験の前は、英語を話すことも大切ですが、耳に英語を慣れさせることも必要だと思います。

3次試験にむけては、日本の歴史と地理、一般常識の勉強となりますが、歴史に関しては、高校生の受験用の参考書を買いました。過去の問題を見てみると、中学レベルでは出てこない戦乱の名前などがでていたので、やはり、高校生レベルのものが必要だと思います。地理は、国立国定公園、主な河川、山を白地図に記入し、その特色を箇条書きでまとめました。一般常識については、私は就職試験用のものを買い求めました。貿易に関する数値などは、この本を読んでおいたので、すぐにわかった問題がいくつかありました。

また、地図帳の後ろの方にでている数値に関する統計も見ておくと安心だと思います。

3次試験に向けての勉強は、通訳ガイドとならせてもらえた暁には、実際のガイド上で必要なことばかりなので、早い時期からおりをみて始めておくと知識が蓄積されていいのではないかと思います。

この 1 年の勉強を振り返ってみると、富士アカデミーで用意してくれる教材は、本当に実際の試験で役に立ったと思います。1次試験の時事英語にしても、3次試験の統計数値や歴史のポイントでも、見たことのある問題がいくつも出てきました。知念先生を信じて、与えられた教材はとにかく身につけるよう努力し、その上で自分が足りないと思う部分を強化し、徐々に自信を持てるようにしていくのが一番だと思います。1次試験まで、まだあと半年もあります。11月開講組の方は、5月生に比べて出遅れてしまったような気がするかもしれませんが、今からなら十分間に合います!単語の勉強をないがしろにせず、1日一歩前進できるよう、がんばってください。


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