通訳ガイド当校合格者谷添 利彦さん
2006年11月開講受講生
2007年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

少なくとも授業としての英語の学習は、大学の教養課程までです。前の会社に入って2年を過ぎたころコンクリートの橋屋になりつつあった私は社内の海外留学試験に合格し(目的は海外プロジェクト対応人材養成)、それまで耳にしたことも口にしたこともなかった生きた英語?に取り組む為、個人レッスンを2ヶ月程度受け米国のゼネコン、設計コンサルに行くこととなりました。その後ドイツのゼネコンにも厄介になりました。(米、独あわせて1年強の駐在。)その後マレーシア、グアムの建設現場にそれぞれ3年プラス駐在し英語を使う環境で合計約8年仕事をしていました。それだけ海外にいてあの程度の語学力ですので、本当のことを話すのは嫌だったのですが、ついつい調子に乗って書いてしまいました。受験の動機ですが、上記海外駐在期間中、いろんな方に公私にわたってお世話になりました。今度は自分がお返しする番なのだということを思うにつけどこか案内する時、公的資格がある方がいいだろうと考えたことと、長らく勤めた会社を退職するにあたり自分の専門としてきた土木以外で自分のやってきたことを整理するのに何がいいかを考えた時に脳裏に浮かんだのがこの試験に挑戦することでした。

1.1次試験対策

今回痛感しました。私がごとき凡人が独学で通訳ガイド試験に合格しようとすることの無謀さを。プロによる指導のすごさを。一直線にゴールに導いて下さることの有り難さを。私は1次試験対策として通訳ガイド試験受験対策コース(週2回の通信コース)に、2次試験対策として春季と秋季の2次対策コース(週1回の通学コース)にそれぞれ申し込み1次試験、2次試験を経てゴールインを果たしました。富士アカデミーから与えられるすべての課題に対しサボることなく全く学生時代に戻ったかのようにこつこつ与えられたノルマをこなしました。(なお1次コースは富士アカデミーに(知念先生に)無理なお願いをして2月に11月開講分に入れていただきました。)これらのコース学習について項目別に振り返ってみます。
(1)本試験で約50パーセントの比率を占める英文解釈については精読英文と小テストによるレッスンが実力向上に繋がったのだろうと思います。精読英文は小テストとも知念先生の解説テープを聞く前に自分なりにとにかく邦訳を書き、答案を作り(当然のことでしょうが)、その上で解説を聞くように心がけました。余談ですが通学生の何名もの方がとてもうまく訳しておられるのにはいつも感心していました。
(2)英作文も辞書に頼らずとにかく自分なりの答案をまず作り添削して頂くようにしました。
(3)時事単語の教材は大助かりでした。平成18年度は日本文化用語集プリントからかなり出題されていたのですが自分でまとめる手間を考えるとこうした教材の利用は極めて効率的です。
(4)朝夕の通勤時間を利用し単語熟語集に目を通すことは学習時間が限られている者にとっては必須です。わずかな待ち時間も惜しまず単語熟語集に目を通すことは知念先生のお勧めでもあります。
月1回の模擬試験のたびに上記1~4については怠たることなく復習に努めました。これまた知念先生の言われていることでもあります。

2.2次試験対策

スピーキング力向上の為2次対策は春からそれこそ雨の日も台風の日も欠かさず週1回自分の為になると思い四谷の学び舎まで通い続けました。1週遅れで授業のテープを借り出し、mock interviewのpartのみを後で聞きなおしnativeの先生の話されているセンテンスを書き留め、出来るだけ空で言えるようにしました。これはnativeの先生のお勧めの学習法でもあります。と同時に予想質問に対して自分なりの英文を作り、間髪入れず答えられるよう、その英文を声に出して頭に叩き込むようにしました。1つの問いに対して自分なりの答えを作るのに結構時間がかかるので早め早めに用意されることお勧めします。答えの内容について事実関係に疑問を持った時は、必ず調べることです。2次対策テキストもそれなりにこなしました。また、9月以降2次コースのクラスメートの方と、mock interviewの練習を近くの喫茶店で、短期間ですが行いました。この学習法も知念先生のお勧めです。なおセミプライベートクラスも休暇を取得して受講しました。

3.富士のよかったところ

上記の中で触れたほかに、言い忘れてはいけないことがあります。それは事務所の雰囲気がアットホームだということです。とても親切な方ばかりです。それと私のような苦学生?にとって有り難かったのは富士アカデミーの学費は比較的良心的に設定されていることです。最後になりましたが丁寧にご指導下さった知念先生、岩淵先生、山中先生、nativeの講師の方々及び親身にお世話下さった事務スタッフの皆様には心から御礼申し上げます。ありがとうございました。