通訳ガイド当校合格者大谷 純子さん
2008年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

小さい頃から音読が好きだったので、中学校では教科書を全部暗記してしまって、テストだはいつも良い点がもらえました。高校、短大では勉強はなまけてばかりだったので英語の成績はふるいませんでした。そのため、仕事で英文をタイピングする時も、しょっちゅう原稿を読み間違えてミスタイピングばかりでした。
結婚して、子供が出来ると、家で過ごすことが多くなり、暇な時間が多くなりました。子供はミルクをよく飲み丸々と太って、よく眠ったので、日中自分の時間がとれたのです。そんな時3年にテレビの英会話を見てみると楽しくて、英会話がやってみたくなりました。それから近所でスペイン人の女性が英会話を教えていたので参加しました。他の英会話学校にも通って、そこでできた友人が英検準一級を受けるというので私も挑戦することにして、一から英語を勉強しました。合格してから塾や家で子供達に教えることを始めました。しばらくして、学校での英語の勉強をきちんとしてみたくなったので、通信大学へ通いました。あと一年で卒業という時には、単位はほとんど取れて卒論位だったので、他に何か始めようという事になりました。前々から興味があったガイド試験受験はどうかなぁと考えました。ただ、学校へ通わなくてはならないだろうし、その授業料は高いうえに、栃木から東京まで通うのでは交通費も馬鹿にならないから無理だろうと思いました。
でも、富士の授業料がNHKテキストにたまたま載っていたのを見ると、とてもお手頃だったので、料金の面では大丈夫と分りました。それからとりあえずは説明会に出てみました。国家資格の予備校なのだから、きっと先生も厳しくてピーンとした雰囲気の中でやるのだろうと予想して、少しビクビクしながら参加しました。どうもそういった雰囲気には、馴染めないのです。田舎で育ったせいでしょうか、しかし、予想に反して、先生はとても親しみやすい、ほがらかな方でしたので、単純にこれなら私でもやっていけると、びっくりするほど安心してしまい、すぐに入学させていただきました。

1.1次試験英語対策

単語テストは月に一度、模擬試験の後にあったので、テストの1~2週間前は何度も繰り返しやりました。単語カードに書いてやりました。どうしても覚えられないものは、特に熟語とかは、カードの横に絵を書いてイメージがわくようにしました。模擬試験では復習問題が出るので、そこだけは満点を取れるように、よく復習するようにしました。すると、復習問題を解く時間があまりかからないので、他の問題にも時間を費やすことができて、自然と他の所も点が取りやすくなります。点数どんどん伸びていけば、がぜんやる気が出てくるので、合格に近づいていけます。模擬試験で良い結果が出なくて、悔しい思いもしましたが、悔しくて間違ったところを覚えようとしてやってきました。2時間は悪戦苦闘の二時間には違いありませんが、いずれ報われます。
時事単語集は、最初に教材が届いた時からすぐはじめました。「へぇ~、英語では、こういうの~」という新しい発見でき、おもしろく感じました。これは、英語の部分をかくして、日本語を見ながら書いていく練習を毎日やりました。出来ないものは、マーカーで印をつけていきました。数字の横、数字、数字の横の口、日本文字の横に○やハナマルやレ点、×などの印を色とりどりにつけていきました。最近は時事単語がより身近な単語になって覚えやすいものになったので、時事単語で点数がかせげると思います。
精読用英文はノートにきれいにまとめました。後で何度も復習できるように、字が汚いと、また見る気がしないので、きれいに書くように心がけました。英文を何度か声に出して読んで自然と日本語が頭にうかび理解できるようにしました。もちろん模擬試験も間違った所を中心に、また丸はもらったけれどあやふやな所をノートにまとめて復習しました。
小テストは、ファイルして、帰ったらその日の復習をして、または、前にやった問題を順番に復習しました。英作文の力はなかなかのびないので、毎回の英作と、模擬試験で出たものだけでも覚えようと、ノートに書き出しました。
和訳では日本語のセンスがないとダメなので、知念先生のをお手本にしたり、新聞や雑誌で日本語を読む時も注意を払って読むようにしました。広辞苑もよくひきました。人の話も、ぼんやり聞かないでよく聞くようにしました。テレビの会話とかも、私の知らない表現や使い慣れてない表現を知るのに役立ちました。

2.1次試験社会科対策

社会科のテストは、すべて3回本番試験を受けました。はじめは、好きな歴史ばかり勉強してしまい大失敗!二度目の時は、富士で使っていた教材だけをやりました。地理は嫌いでしたが、仕方なく国立・国定公園を何回も教材で勉強、地図帳をしょっちゅう調べて確認。旅行パンフレットの写真を脳裏に焼きつけて、自分も行ったつもりで想像力をふくらませました。一般常識は、新聞も読みました。でも一番役に立ったのは、授業の小テストや、模擬試験でした。”試験”というとどうも血が騒ぐというか、良い点数が取れないと悔しいのでテストの前にしっかり復習しました。それでテストで分からなかったり、間違えたりすると、悔しくてまたしっかり復習してそれで覚えられるように思います。しっかり復習して、それで覚えられたように思います。三度目受けた時は、二度目の時にしっかり勉強し、基礎ができていたので自分の思うままに勉強しました。ある意味楽しんで勉強しました。興味を持ってやると、頭にしっかり入るように思います。見事合格できて、2次試験に駒をすすめることができました!

3.2次試験対策

2次対策は、1次が合格するまで、ほとんど勉強をしてなかったので、これは大失敗でした。1次と同時にはじめなくてはいけないと思います。ただ私のようにちょっと緊張性の人には心臓に悪いのですが…。2次は2回受験しましたが、1度目は準備不足で直前敗退しました。2度目は1年間富士に通って、集中セミナーも12~13回出て準備したので、これで落ちても運が悪かったんだと思うようにしました。勉強法としては、3~4冊買い揃えた、日本事象の中から一番言いやすい、自分にしっくりくる文章をピックアップしてノートに書き出し、暗記するようにしました。それでもすぐに忘れてしまい、mock interviewの時にあせって、結局何も言えなくなった時もあります。それからは、とにかく黙り込んだりしないように簡単な単語・文章を言うようにして、その場を乗り切るようにしました。基本的なことですが、2次試験は相手あってのことなので、試験官に良い印象を持ってもらうことが大切だと思います。そのためには、笑顔(鏡で一番自然な笑顔の作り方を研究)を絶やさず、相手の質問を良く聞く。相手の表情もよく観察して、自分のペースだけで進めない。相手の質問に対して最大限の注意を払い、真摯な態度で即答することが英語力と共に求められていると思います。

4.これから受験される方へのアドバイス

この試験に合格して思ったのは「私にも出来た!」ということです。自分の足りない点は一杯ありますが、数少ない長所が伸ばせたのではないでしょうか。長所で弱点を少し補うことができたのではないでしょうか。自分との闘いの中から、自分と向き合うことが出来たのではないでしょうか。この試験に合格できれば、もっとあなたの可能性が広がります。

5.富士のよかったところ

試験を突破するのには、知識や学力だけではなく精神力も大きいウェイトを占めると思います。その点、富士では知念先生がうまく励ましてくださいますから、素直にそれに乗っかればいいと思います。私もそれに助けられて、やる気が下降している時でもまたみんなと違う道に行こうとしている時も引き戻されました。
教材では小テストが一番気に入っています。短い時間でいつでも復習できるし、解いたその場ですぐに解説が聞けるので、頭がすっきりします。授業料も手頃なのでとても助かりました。2年目からはもっとお安くなるので、本当にありがたかったです。私のように交通費がかかる者にとっては、あまり高いとその時点でこの試験をあきらめなくてはなりません、都合で授業の曜日をかえられるのも、この勉強を続けられた要因かもしれません。授業の日に用事がある時だけではなく、前日が大忙しだった時などしょちゅう変更していました。おかげで授業をほとんど休む必要がなかったから続けられたのです。授業に出さえすれば、不思議とまたやる気が出て家に帰ってくるのですから、一次にしろ二次にしろそうです。二次では、色々な先生の授業が受けられるのが良いです。本試験では選べないのですから、様々なタイプの先生に慣れるのが大切です。