通訳ガイド当校合格者登坂 千尋さん
2008年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

小学校6年生からNHKラジオ講座で英語を学び始め、短大では英語を専攻し、在学中にカナダ(モントリオール)で1年ほど英語と仏語を学びました。短大時代にボランティアとして外国からのお客様を鎌倉にご案内させていく機会があり、この頃から通訳ガイドという仕事に興味を持っていました。
そして1998年に富士通訳ガイドアカデミー入学しましたがまだあまり英語力もなく、仕事も残業続きで断念してしまいました。しかしいつかは通訳ガイドになりたいという思いが心の片隅にあり、結婚、出産子育てを経てもう一度挑戦することにしました。幸い英語の勉強を続けていて英検1級には合格していたため、英語試験免除制度を利用し独学でなんとか1次までは合格しましたが、2次試験で敗退。2次対策に学校へ行く必要性を痛感し、またお世話になることにしました。

1.1次試験英語対策

英語の試験は免除でした。

2.1次試験社会科対策

社会科は高校の参考書やガイド試験参考書などで勉強しました。日本史のまんがやNHKも参考になりました。

3.2次試験対策

(1)アウトプットの大切さ
1回目に不合格だったときは、日本について英文で書かれているものをとにかく音読すること、暗記することに専念していました。もちろんこれも大切ですが面接ではどんな質問が飛び出すか分かりません。どんな質問にも対応できるように、できるだけ自分の言葉で話す練習は必須でした。
(2)自分の声を録音
自宅で練習するときや授業の模擬面接などすべてICレコーダーに録音しました。内容や発音チェックはもちろんですが、声のトーンや口癖などを見直すことができとても役に立ちました。
(3)実際に出かける、見る
2次対策のみだったためできる限り都内の観光地に出かけたり、伝統芸能を見たりしました。国立劇場の歌舞伎鑑賞教室やNHKの伝統芸能番組は大変勉強になりました。また近所に出かけるときでも外国人の方なら何が気になるかなどを考えながら、目につくもの気になるものを調べて、実際にどんなガイドができるかなど意識するよう心がけました。

4.これから受験される方へのアドバイス

2次不合格だったときは正直かなり落ち込みましたが、今は素晴らしい方々や先生に出会えたことに感謝しています。
また最初の頃は試験に合格するために勉強していましたが、途中から日本について学ぶことや、自分がいかに日本人かを実感することが面白くなりました。私は会社員で小さい子ども(男の子2人)もいるのであまり時間があるほうではないと思いますが、すきま時間を利用して勉強しました(10秒でも大切)。遠回りをしているように感じてつらいときもありましたが、合格祝賀会で長年勉強されて合格された方々にお会いできて本当にうれしかったです。
以前通訳学校の先生が「語学は裏切らない。やった分だけ自分の身になる」とおっしゃっていたことが思い出されました。
あきらめないで一歩ずつでも進めば大丈夫です。頑張ってください。

5.富士のよかったところ

(1)振替制度(小さい子どもがいる母には重要。おかげで皆勤賞。)
(2)いろいろな先生がいる(先生によってアプローチが違って面白い。)
(3)生徒のみなさんが人生経験豊かで勉強になる。
本当に楽しくてためになる授業でした。ありがとうございました。