通訳ガイド当校合格者藤田 康さん
2017年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

私は月曜日午前と木曜日午前のクラスに参加しておりました。私は45年間電機メーカーの経理、原価、監査、監査役として働いて来ました。2016年の6月に69歳で退職し、新規に何か役に立つことをやりたいと考え、通訳ガイドの試験を受けることにしました。これまで経理関連の仕事しか行って来なかったのですが、勤めていた会社が海外に子会社を数多く有していたため、予算や、監査、経営指導などで海外の方々とも比較的接する機会があり、英語へのアレルギーはあまりありませんでした。6月に会社を辞めてから、英語、地理、日本歴史、一般常識の過去の試験問題集を購入し8月の一次試験まで勉強しました。しかしながら体系的に勉強していないため応用力がないまま一次試験を受けることとなってしまいました。英語の試験は単語の並べ替え問題でつまずき、20分ぐらい、ああでもない、こうでもない、と悩み続け結局わからず、その問題に時間を取られ過ぎた為、最後の問題まで見る時間がなく後半の問題はいい加減となってしまいました。学校を出てから試験など受けたこともなく、完全に試験テクニックで間違いを犯してしまいました。英語の試験は当然ながら不合格でした。一次試験は体系的に適切に勉強しなければ無理と考えて富士通訳ガイドアカデミーの2016年12月からのコースに申し込む事にしました。

1.1次試験英語対策

私は月曜日と木曜日の午前中のコースを取りましたが、勉強は授業の予習、復習で手一杯でした。従って学校の授業以外の勉強は殆どしませんでした。知念先生が単語は空き時間に繰り返し勉強するようにと仰っておられたので、単語カードを作り電車の中、バスの中、散歩中など常に暗記するように努めました。私は年齢が高いので人の何倍もしないと記憶できないので、単語カードは肌身離さず持ち歩きました。最終的には100枚入ったカードを何十も作りました。少し分からないと単語カードに記すので、同じ単語で何回もカードを作成しました。復習は英作文の暗記と授業中の先生からの注意をノートに整理するようにしました。先回の英語一次試験では日本語の英作文でどれが正しいかという問題がでました。4つの作文から正解1つを選ぶ問題ですが、1問6点が配分され、それが5問もありました。全部で30点もあり他の問題に比し圧倒的に高配点でした。これに失敗するともう後がありません。こういった問題に対しては授業での注意点が非常に役立ちました。岩渕先生から日本人が陥りやすい間違った英語表現、自動詞のように使われがちな他動詞、不定詞でなく動名詞を使う動詞、カウンタブルとアンカウンタブル等注意がありました。これを持ち帰り更にもっと事例を調べることを行いました。私は体系的に英語を勉強していなかったので、授業で出たことをもう少し深堀することが非常に役立ちました。前述した正しい英作文を選ぶ問題においても、明らかに間違いというのがわかり、選択肢が狭まり正解を選ぶのが容易になったと思います。

2.1次試験社会科対策

3.2次試験対策

2次試験対策も富士通訳ガイドアカデミーの授業以外はやっておりません。月曜日、木曜日の準備で手一杯でした。通訳の問題を録音し、それを聞いて口頭で言う練習をしたのですが、どうしても日本文を忘れてしまうだけでなく、英語の文が頭に浮かばなくて苦労しました。本番の2次試験でも試験官が読んだ日本文を最後のほうは忘れてしまい駄目でした。今振り返ると、大体わかれば良いと気楽に考えれば良かったと思います。日本文を全部筆記など出来ないのですから、要点を覚える事に注力すれば良かったと思います。また英語に訳す時は慌てて始めないで一呼吸置き、文章構成を自分のやり易い物にしてスタートすれば良かったと思います。いずれにしてもあまり出来なかったので反省だけで参考となる勉強法は提示できません。2分間プレゼンテーションは"熱燗"についてという比較的楽な題材だったので楽しく述べる事が出来ました。授業において日本事象の勉強をかなり一生懸命やりました。毎回授業の範囲は全てノートに書き直し可能な限り暗記しました。"熱燗"においても授業で学んだ"酒"、"鍋料理"、などを組み合わせて述べる事が出来ました。この場においても先生からの個別から入るのではなく、大まかな総論から入り個別に移っていくと言うご指示に従いやることができました。プレゼンの後の質問もチャンコ鍋に絡んで“相撲の起源”などを問われましたが、これも授業でやっていたので非常に楽でした。2次試験は試験官の方の人柄や、問題の内容等運もありますが私は幸運でした。しかしながら日本事象の教科書を十分勉強すれば、どの様な問題でも何か関連付けて述べる事が出来ると思いました。直接勉強したことが出なくても、何か関係する所を見つけ、自分の得意な分野にもってくる事が大事と思います。

4.これから受験される方へのアドバイス

私は前述したとおり69歳で勉強スタートし71歳で合格しました。私のような年齢の者でも何とか合格出来たので、もっと記憶力の良い若い方は、適切に指導を受ければ絶対受かると思います。この試験の辛い所は、1年に一回であり、駄目だとまた1年待たなければならない所にあります。モチベーションの維持が一番重要です。その点一人で勉強するのでなく学校で仲間とやることはとても有意義と思います。

5.富士のよかったところ

先生方がとても親身になって教えてくれ、授業時間を過ぎても質問等に答えてくれた事には感謝しております。また教材が非常に良く纏まっており、今後も活用できると考えております。