通訳ガイド当校合格者倉智 定之さん
2017年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

私は1958年生まれの59歳です。会社生活のゴール近づいてきた中、定年後のいわゆる第二の人生について、これまでと違う仕事や活動をするのもいいかもしれないと漠然と考えていたとき、インターネットで通訳案内士として活躍されている方の記事を見たのがこの試験挑戦へのきっかけとなりました。通訳ガイド(通訳案内士)試験のことは以前から知ってはいましたが、難しい試験だと聞いており、具体的に受験を考えたことはありませんでした。英語は好きなほうでしたが、得意というわけではなく、大学時代に英会話の学校に通ったり、2ヶ月程アメリカの大学の学生寮に滞在したり、インドを1ヶ月放浪したりと海外の人たちとの交流には興味がありました。大学卒業後、ゼネコンに就職し、7年間ほどの海外部門在籍中にカナダに4年間の駐在、帰国後は短期の海外出張などで英語を使う機会もありましたが、その後、国内部門への異動・転職などで英語を使う機会はほとんどありませんでした。将来、通訳案内士として活動していくことをはっきりと決めたわけではありませんが、まずは資格を取得することにしました。過去問題などを見て、会社員が限られた時間しか勉強に充てられないなか、短期間で合格を目指すには独学では無理だと判断。インターネットで学校を探し、富士通訳ガイドアカデミーを知りました。そこで実際に話を聞きに行き、会社から近いこともあり週2回講義の夜間クラスに入学することを決め受験勉強のスタートを切ったのが2016年4月でした。それまで受験勉強をしておらず数か月で全ての科目に合格するのは困難と思い1年間の通年コースを受講修了後の2017年合格を目標にスケジュールを立て学習を開始し、運よくスケジュール通りに合格することができました。

1.1次試験英語対策

攻略法と言えるほどしっかりとした勉強はできていませんが、仕事をしながらの試験勉強ですので、限られた時間を効率的に使うことと集中することを常に意識していました。
教材は富士通訳ガイドアカデミーの教材しか使用していません。平日の早朝・夜の1~2時間、通勤電車内の時間、週末は早朝か夜に集中した2時間程度を勉強時間に充てメリハリをつけるようにし、勉強時間のほとんどを授業の予習に使いました。精読用英文は予習で必ず全文を和訳しておき、予習で不明だった箇所などを授業中にしっかり理解するよう努めました。授業に集中することで復習はほとんどしていません。長文の理解や日本語のしっかりとした文章に訳すことの難しさを毎回痛感しながらも楽しい授業だったと感じています。
授業で使う単語熟語集はこれまで見たこともない単語が多く、最初は面食らいましたが、単語熟語集のCDをウォークマンに録音し目と耳からの暗記に努めました。毎回授業の最初に単語の意味を順番に指されて答えるのは、いい緊張感があり記憶する集中力が増しました。
知念先生のアカデミックな授業、岩渕先生の引き込まれるような授業は素晴らしく、お陰様で4月からのスタートにも関わらず英語は1年目で合格することができました。

2.1次試験社会科対策

1年目は日本史と一般常識には合格しましたが、地理が不合格でした。

◆日本史
富士通訳ガイドアカデミーの授業とその教材・資料(山川詳説日本史・プリントなど)に目を通し、講義で指摘された箇所の暗記に注力し、過去問題5年分を解き、間違ったところを記憶することに努めました。

◆一般常識
富士通訳ガイドアカデミーの授業と資料および市販の書籍や観光白書に目を通し、過去問題5年分を解きました。合格できましたが対策が難しい科目でした。

◆地理
日本史と一般常識と同様に富士通訳ガイドアカデミーの授業と資料を利用し、過去問題を解きましたが1年目は不合格。2年目は授業を受けていませんが、前年同様アカデミーの教材を活用しました。白地図のすべてに地名や名称を記入してA3サイズに拡大し、部屋の壁には貼りいつでも見えるようにするなど記憶することに力を注ぐとともにインターネットを利用し関連資料や問題を入手し、できる限り多くの問題を解くようにしました。富士通訳ガイドアカデミーの模擬試験も有効でした。
一次試験後、国内旅行業務取扱管理者試験を受験してみたところ、地理の知識が役立ち実質2週間の勉強で合格しました。

3.2次試験対策

1年目は地理が不合格でしたので2次試験の受験資格はありませんでしたが、通年の通訳ガイド試験受験対策コースに含まれている2次試験対策授業を受けました。
2年目も2次試験対策コースを受講したかったのですが、仕事で単身赴任となり通学ができないので、通信教育(通訳ガイド二次試験短期集中コース、直前セミナー)を受講しました。教室での授業は緊張感があり実践的で、受講生のスピーチや質問への回答なども参考になり本試験に役立ちます。通学コースの受講がベストだと思いますが、通信教育のメリットもありました。質問や解説など聞き取れないところや分からないところが理解できるまで、何回も繰り返し受講できたことです。
2次試験対策コースは本試験に大変役立ちますので必ず受講するべきだと思います。
通訳問題の対策としては、これまで授業で使用した英訳練習資料(No.1~No.20の各5題 100題)などの模範解答を自分の声で日本語と英語を録音し繰り返し聴いたり、日本語を聴き英語に訳す訓練をしました。
その他、インターネットの関連資料を最大限に利用するとともに有効と感じる市販の対策書籍CD付きを購入し活用しました。また、NHKラジオ講座4講座を継続的に現在も聴いています。
TVの旅番組などが役立つことがあると岩渕先生が授業で話されていましたが、実際に私の2次試験の際に大いに役に立ちました。合格できたひとつの要素かもしれません。時間があるときは旅番組を見ることもいいでしょう。
ちなみ役立った番組はBS放送の「ミステリアス・ジャパン」という番組です。

4.これから受験される方へのアドバイス

アドバイスとしては特別なことではありませんが、お伝えしたいことは次の4点です。

◆一番大事なことは、富士通訳ガイドアカデミーのカリキュラムを信じてきちんと授業を受け効率的な学習を継続すること。
◆絶対に合格できると常に自分にいい聞かせること、自信を持つこと。
◆試験中は最後まで絶対に諦めないこと。
私の2次試験の通訳問題の時、思っていたよりも日本語が速くメモもうまく取れず、通訳の出来も良くなく落ち込みそうになりましたが、とにかく気持ちを切替え、あきらめずに最後まで全力で臨み、試験官とは談笑するような気持ちで話すことができました。諦めていたら合格はしていないと思います。
◆自分に合うと感じた書籍やインターネット情報を活用すること。

5.富士のよかったところ

◆合格できたのは富士通訳ガイドアカデミーに入学したからだと確信しています。
◆知念先生、岩渕先生、Tantrum先生の授業が素晴らしい。授業中も授業後も受講生の質問等にはきちんと対応してくださり、信頼できる先生方です。
◆事務スタッフの方々の対応がまた素晴らしく、学校の雰囲気がいい。
◆1年コースの途中で単身赴任になり通学ができなくなると、すぐ通信コースに切替てもらえました。受講生を積極的に支援してくれる受講生思いの学校です。

先生、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。