通訳ガイド当校合格者YMさん
2017年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

通訳案内士試験のことは若い頃知り、3ヶ月だけ通訳ガイド入門クラスを受講しました。その頃は、現在のマークシート試験ではなく、全問筆記の大変難しい試験でした。(一次筆記試験)
その後、夫の海外駐在に同行し、帰国後は英語英会話講師として忙しく、通訳案内士試験のことはすっかり忘れていました。それから年月が経ち、2020年東京オリンピック開催で通訳ガイドが沢山必要なので、通訳案内士試験が易しくなったと聞き、「それでは受けてみようか」と思ったのが受験の動機です。
旅行が大好きで、日本には素晴らしい所が沢山あるので、外国の方々に紹介したいと思いました。

1.1次試験英語対策

1次試験は最終的にはTOEICで免除でしたが、大阪校の1次試験英語対策コースを受講しました。
英語1次試験は、長文読解力が最も重視されていると思いますが、私はそれが不得手でした。授業では、毎回精読用英文というとても難しい英文を読みますが、それは読みっぱなしでは限界があり、英文を正確に読み取る読解力をつけるためです。予習していってもよくわからないことが多くありましたが、授業で知念先生が英文を厳密に解釈して下さるので「そういうことなんだ」と良くわかり長文読解も苦ではなくなっていきました。
授業は月1回なので、過去問や問題集などで長文読解に慣れるようにしました。

2.1次試験社会科対策

社会科1次試験は独学で歴史と地理は合格しましたが、一般常識が不合格になり、富士通訳ガイドアカデミー大阪校日曜集中コースで一般常識を受講しました。
一般常識は、独学は難しい科目なので受講をお勧めします。富士通訳ガイドアカデミーの教材は、よくまとまっていて良い教材だと思います。また、模擬試験をやって下さる所がすごく良いと思います。

3.2次試験対策

2次直前セミナーを大阪校で受講し、グレッグ先生、マイケル先生にお世話になりました。
全然タイプが違う先生でnativeの英語に慣れる良い機会でした。2次の通訳パートは、日本語を誰かに読んでもらい、練習するとよいと思います。それが出来ない方は、自分で録音したもので練習されるとよいと思います。
プレゼンテーションは、自分の言葉で話すことが大事だと思います。

4.これから受験される方へのアドバイス

愛知県在住で、当時名古屋には通訳案内士予備校がなかった為、富士通訳ガイドアカデミー大阪校に通いました。
また、名古屋では1次筆記試験は受験出来ますが、2次面接試験は大阪近郊(2016年2017年は京都龍谷大学)、東京近郊、福岡市でしか行なわれない為、遠い受験地に受けに行かなければなりません。地方在住者にとって、中々不利な試験だと思いますが、決してあきらめず勉強を続けて下さい。それが皆様の実力になります。そんな皆様を応援しております。愛知近郊の方々のお役に立てればと思っています。

5.富士のよかったところ

富士通訳ガイドアカデミーの感心する所は、電話した時の応対がとても感じが良いことです。
従業員教育の良く出来ている学校であると感心しております。
また、合格に際し、祝電を頂きとても嬉しく思いました。どうもありがとうございました。