通訳ガイド当校合格者野口元久さん
2019年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

40年近く海外関係の仕事をしてきて、海外駐在も複数回あり、昨春帰国しました。久し振りに日本に戻って、少しのんびりしようと思っていましたが、6月中旬に日経の法律関係の頁に当資格の記事がありました。メインは法改正の背景でしたが、最後に直近のTOEIC高得点者は英語一次免除とありました。小生、大昔(学生時代)に英検一級を取っており「英検はどうなの?」と思い関連HPを調べたら、取得時期に係わらず免除との由。この話を妻にしたら「アナタ受けなさいよ」と。あわてて願書や英検の証明書を取り備え、ギリギリ6月24日の出願に間に合いました。受験のきっかけは日経の記事ということになります。

1.1次試験英語対策

2.1次試験社会科対策

3.2次試験対策

2次面接対策は本番の様子が知りたかったので富士アカデミーの2次試験直前セミナーを利用しました。ブレイ氏の日本に対する知見の深さに驚き、本番も日本への造詣の深い外国人が試験官の可能性が高いと思い、文化・歴史は引き続き勉強しました。又、NHKの語学番組(TV/ラジオ)は一次試験終了後から視聴を続けていました。

4.これから受験される方へのアドバイス

社会科はどれも「くせ」というか傾向が顕著なため、それに沿ってあまり間口を広げないほうが良いと思います。「くせ」が分かれば観光庁等のHPで該当部分がどこかわかります。
実は今日の二次試験は「令和」、そこから「万葉集」、地理なら「大宰府・富山・奈良」、歴史・社会なら「天皇関係」が出る筈と山を掛けていました。実際は、プレゼン選択は「風鈴・消費税増税・道の駅」と大ハズレでした。二次試験は山の一点張りはリスクがあるのでやはり王道と云うか、重要なテーマをしっかり勉強すべきと実感しました。

5.富士のよかったところ

4項でも記した通り、ブレイ氏のような日本に高い知見を有するネイティブ講師を有しているのが富士アカデミーの強みの一つと思います。2次試験直前セミナーも親切・丁寧で大変参考になりました。感謝します。