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私のガイド物語15

傍島さん

傍島 祥夫さん

富士アカデミー2011年度合格者
通訳ガイド免許番号(登録番号) 第EN03170号

自己紹介

何でもチャレンジする元気な人でありたいと思います。

私のモットー
人生、巡り会わせ。万事塞翁が馬。ですね。

旅行の概略

日程: 2013年10月11日(金):お客様とのオリエンテーション
12日(土):Full-dayツアー
13日(日):Half-dayツアー
初日、夜8時からのオリエンテーションでスタート。オーダーメードの臨機応変の対応。
お客様: 男性1名
訪問箇所: 予定として、明治神宮、表参道、渋谷駅前交差点、浅草寺、水上バスで浜離宮を2日目、講道館、上野、谷中を3日目に予定。

ガイディングの実際

初日のオリエンテーション時点で、エイジェントからの予定ではなく、オーダーメード対応を求められた為、(エイジェントに確認後)急きょそれに切り替えた。

2日目、渋谷の交差点のリクエストに応えるために、撮影場所を選定してから、ペニンシュラホテルに向かう。10時の予定通りに迎えて、千代田線で明治神宮に向かう。途中、日本文化・歴史についてかなり聞かれたが、本人は撮影が一番好きだとのことであった。
明治神宮で、驚くこと、結婚式姿の花嫁2組に出会う。(私も1組なら、何度もあったが、2組は初めてで驚きました。)写真を何枚撮ったのでしょう?そして、表参道へ。歩きながら、ここが若者の文化の中心の一つと説明していたが、ここはあまり興味が湧かないようで、飲料水を求めてStarbucksに入り休憩。かと思いきや、すぐに渋谷に向かうことになりました。TSUTAYAの上の階から交差点の撮影を狙いましたが、残念ながら、窓がありませんでした。それで、第二スポットの井の頭線と銀座線を結ぶ二階歩道からの撮影。写真を撮る、撮る、撮る。何枚撮るのでしょう。そして、銀座線で浅草寺に向かいました。 到着後、人力車が珍しいらしく、何枚も写真撮影。雷門は工事中で、説明はスキップして仲見世通り。珍しいと感じることはあるようだが、急ぎ足で宝蔵門へ。この草鞋には大変興味が湧くようで、写真撮影の山。次は浅草寺の歴史を説明しようとしたら、簡単で良いと言われ、あっという間に香炉へ。すぐに本堂という具合で、駆け足のようになって来たので、時間調整の意味を含めて、花やしきから下町民俗資料館へ行くが、3分で終了。説明始めても、次に行こうと催促され、仕方なく、食事しようと誘うと、豚肉、フライもの、そばにうどんに寿司もダメと言われては、連れて行くところがなく困ったら、マクドナルドになりました。ガイドしてマクドナルドは初体験。そして水上バスで浜離宮へ。庭園は美しいが、何かないのかと言われているときに、初体験の尺八に三味線の案内が来てビックリ。すぐに写真撮影が始まり、一体、何枚撮るのでしょう。そして中島茶屋に行くようにエージェントに言われていたので、行ったところ、予約者のみ受付で入れず、すぐに外に出ようと言われ、次はどこに行くかと求められ、彼の友人がひと月前に出かけた江戸東京博物館に向かった。中に入ると、興味のあるものが少ないのか、すごい早足で通り過ぎ、私の説明も5度くらいで終了。そして、渋谷のコーヒー屋に行きたいと言われて、向かっていたら、途中、ホテルに戻ると言われてJターン。ホテルに6時10分到着で別れた。

3日目は、9時出迎えのスタート。まずは講道館へ。紅白戦の試合を見に行ったら、そこでも写真撮影ばかり、自分はグリーンベルトだから、柔道は詳しいと言われて黙っていたが、30分もしたら、柔道着を買いたいと言われて、1階の売店に向かった。ところが、お気に入りの柔道着がなく、講道館マークのTシャツ14枚、パーカー1枚、帽子2つ、布製の袋を二枚に置物を買った。そしてら、手荷物が一杯となり、ホテルに一度帰ることに。そして、タクシーを停車させ、ボーイに荷物を預けていたら、今度はロールスロイスに乗る結婚式のカップルがウエディングドレス姿で登場。また、写真をバシバシ撮る、撮る、撮る。そして、上野に向かう。上野公園では不忍池を見たいとのことだが、蓮で池が埋まって、何も見えず。そして寛永寺過ぎて、谷中に向かおうとしたら、お墓と神社仏閣のないところを通って欲しいと言われて、そんな道を歩いたことないので、困りました。出来る限り避けながら歩くうちに、何となく谷中銀座から遠くなるような感じがし始めたので、方向確認で、人に尋ね、谷中銀座に到着。そしたら、全く、こんな街、全く興味なしですぐに通過。それで、ホテルの戻りたいと言われ、電車に乗ろうとしたら、そこで渋谷のコーヒー屋に行きたいと言われて、目的地変更。タクシーに乗ることになりました。運転手、渋谷は詳しくないようで、ナビのスイッチを入れた。そしたら、とても目的地近くとは思えないところに停車したので、これは間違いだろうと口論。ナビの使い方のチェックをしたら、全く違っていたことが判明。運転手もいつも変なところに着くのがナビかと思っていたと開き直り、取りあえず、目的地に。追加はナシにしてもらい下車。目的のコーヒー屋で写真撮影。色々買い込んで、ホテルに向かうべく、タクシーを捉まえて、解散しました。

ハプニング

・結婚式のカップルを合計3組に出会ったこと。
・コーヒー屋が目的地に入っているとは思わなかった。
・タクシーの運転手がナビの使い方を知らずに、こちらが教える羽目になったこと。
・中島茶屋に入れなかったこと。
・お客さんの歩く速さが凄かったこと。

新たな発見

あれだけ、写真を撮ろうとする人が世の中にはいるのですね。ビックリしました。
初めの予定が、ゆったりと日本の文化・歴史を楽しむようなものと思っていたら、駆け足でした。
こんな人もいるんだという感じでした。

面白い質問・意外な質問・難問・珍問

地名の由来をよく聞かれたが、発音が異なるので、何を言っているのか、聞き取れないことが多かった。
たとえば、虎ノ門(Toranomon)ですが、Toaomoと言われているようで、初め、何かなと。
安倍首相の安倍ですが、Eibuは頑張っているか、と言われたときは、誰の話をしているのか?こんな具合ですから、適当にアラビア語が混じったり、関係ない読み方されたりで、結構、面白く楽しめました。

このツアーで特に準備したこと

事前に、今回のお客様はアルコールと豚肉はダメと聞き、それ以外のレストランを探したこと。

このツアーで特に配慮したこと

何でもありと考えて、基本的にノーとは言わないように考えていた。

旅を終えて

背が高い、若い男性の一人のツアーをガイドするときは、初めから湿布薬を用意しておくべきかと思いました。
自分の歩く速さには自信を持っていたのですが、相手がそれを上回り、さらにスタミナもはるかに上を行くようなことは想定外でした。
2日目は、おそらく22−3キロ程度は歩いたかと思います。ガイドは、1日15,000歩は歩くと言われますが、今回は3万歩でしょうか?それも、スピードがあるので、疲労感は倍でした。
3日目はおそらく12−3キロでしょうか?これくらいだと助かりますね。

私のお勧め観光スポット

今回のお客様には通用しませんでしたが、谷中の夕焼けだんだんは一つの観光スポットかと思います。

勉強中の後輩へ一言励ましの言葉

ガイドは、不思議な出会いの多い、面白い職業です。
人との出会い、海外の人が日本に期待していること、それを感じ、そして伝え、理解してもらうことに重点を置ける人を思い、是非、合格してください。

Short Essay

人に親切であろうとしても、体が付いていかないと、人に親切にされることばかり増える。頭が回るうちは、体も十分に準備しておきたいと思います。
The Best Is Yet to Come.これはオバマ大統領の今回の当選のスピーチのタイトルですが、そう感じたい自分がいます。皆さんも、そう思いませんか?最後まで、自分の最良を求めたいものだと思います。

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