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私のガイド物語

小平 明榮さん

2007年度富士アカデミー卒業生
通訳ガイド免許番号(登録番号)東京都第EN02284号

自己紹介

会社勤務中に、米国、欧州、アジアの主要都市へ商用で出かける事が多く、この経験を利用して英語ガイドになろうと、富士アカデミーで学びました。現在は都内中心の仕事ですが、郷里が日光なので、山内にある東照宮、輪王寺、二荒山神社や大猷院ばかりでなく、日光街道や会津西街道の杉並木や旧御用邸、東大の付属植物園など、別の日光の顔も紹介できたらと思っています。

私のモットー
日々努力し、研鑽を積むこと。

旅行の概略

日程: 7月23日(金) 午後1時から夜7時までの6時間
7月24日(土) 午前11時から夕方5時までの6時間
お客様: UAE(アラブ首長国連邦)のDubaiからのご家族とご招待なさった日本企業の担当者。
ご家族はご両親と24歳を筆頭に10歳までのお子様5人。全員で8名。
訪問箇所: 7月23日(金)
お台場、未来館、皇居外苑(車窓から二重橋、皇居の説明)、丸の内仲通り(三菱一号館、丸ビルなど)、秋葉原、日本橋、銀座界隈を車窓から説明、汐留シオサイト。
7月24日(土)
国会議事堂、迎賓館(車窓での説明)、浅草雷門、仲見世、浅草寺、浅草神社(境内で、猿回しを楽しむ)、インドレストランでランチ、アメ横、後楽園で一時下車。

ガイディングの実際

事前に提示されていました旅行日程は、丸ビル、六本木ヒルズ、東京タワー、汐留シオサイトなど話題のビルや高層の展望タワーでしたが、お客様のDubaiからすると全然興味の対象ではなかったようで、車に乗車して、私が、日程を説明し始めると、長女の方から、科学に関連する博物館に行きたいとの提案があり、一旦車を止めてから、急ぎ、上野の国立科学博物館かお台場の未来館をお薦めいたしました。
結局、未来館に決まり、お台場方面へ。夏休みも重なってお子様が多かったのですが、アシモロボットの実演や生命科学(ゲノムなど)深海探査船、宇宙ステーション等、ご家族全員で楽しまれて二時間以上滞在してしまいました!秋葉原では、息子さんが日本のアニメや漫画に詳しく、侍コスプレなど、あまり扱っていない物でしたので、接待の担当者と手分けし、炎天下の中、やっと雑居ビルの中に見つけ、ほっとしました。
その後、日本橋、銀座を車窓から説明し、ホテルに戻る前に、汐留シオサイトのカレッタの46階に上がり眼下に広がる浜離宮庭園、築地市場、勝鬨橋等説明しました。
とにかく、変更が多いなか、少しでも日本の文化的な物を取り交ぜて、紹介するようにしました。
次の日は、浅草に向け四谷方面の通りからスタートし、前日の二重橋とは反対側の外堀を見てもらうようにしました。迎賓館は傍からゆっくりと車を運転して頂き良かったです。浅草は仲見世で、買い物に没頭し迷子を出さないよう気を付けました。浅草寺の中に入るのを、最初、宗教上の理由から躊躇しておりましたが、拝まず内陣を見学。猿回しは、楽しそうでした。昼はインド人のインドレストランという指定で、急ぎ浅草界隈のレストランチェック。ハラールフードが有って良かったです。アメ横でも相当のお買いものをして、 ホテルへの帰路後楽園を廻って車を走らせていましたら、ジェットコースターにどうしても、乗りたいとの事で、約束の時間が迫っていましたが、一時停車して、入場時間など調べましたが、待ち時間が三十分以上と聞き、お子さん達を説得し、帰国前にもう一度、後楽園に来られるように、乗り物など説明しました。

ハプニング

東京はここ数日猛暑で、35度以上の酷暑でしたから、車内で、日本の夏は毎年温暖化で熱くなっていると言いましたら、アラブのDubaiは夏の平均気温は51度だそうで、日中は屋内で過ごし、夜ジョギングするのだとか。

新たな発見

お客様はいろいろの場所で、スナックなど食べていましたが、仲見世での人形焼きは、甘すぎて、一旦口の中に入れたものを全員出していました!また彼らは厳格なイスラム教徒なので、食事の注文もハラールの物かどうか、一つ一つチェックしますので、オーダーするまで時間が掛かりますし、食事時間も長いので、限られた時間に予定をこなす為には、首尾よく省略出来るところをアレンジしないといけませんでした。

面白い質問・意外な質問・難問・珍問

このツアーで特に準備したこと

このツアーで特に配慮したこと

宗教上、あまり仏教とか神道とか強調しないようにしました。

旅を終えて

つくづく、日本人の正確さや几帳面なところを再認識する二日間でした。

私のお勧め観光スポット

勉強中の後輩へ一言励ましの言葉

皆さんは、外国語の習得に忙しい毎日を送られていると存じますが、ガイドの仕事は、知識と経験がものをいう世界だと思いますので、学校の合間に是非東京のどんな所でも結構ですから、興味の在る所を散策してみては、どうでしょうか?新しい発見が必ずあるはずですから。焦らず、マイペースで。

Short Essay

Theodore BestorのTSUKIJI

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