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私のガイド物語

多賀 万希子さん

2007年度富士アカデミー新人研修受講生
英語通訳ガイド免許番号(登録番号)神奈川県01166号

自己紹介

たえず英語の学習ができて、日本文化に対する教養を深めることが出来る通訳ガイド。
その仕事の奥深さに興味を持ったことが、資格取得を目指した原点でした。
世界各国からのお客様との出会いを楽しみながら、徐々に経験を積んでいきたいと思います。

私のモットー
「日本に来てよかった」「楽しかった」という感想が残るような
印象深い思い出作りのお手伝いを目指したいです。

旅行の概略

日程: 10月14日〜16日、3日間の東京滞在
お客様: イギリスからの団体ツアー 16名様+ツアーリーダー
訪問箇所: 初日:成田空港〜都内ホテル
2日目:半日東京ツアー(明治神宮・皇居・浅草)
3日目:終日富士・箱根ツアー
(富士山5合目→大涌谷〜ロープウェイで桃源台へ→芦ノ湖クルーズ)

ガイディングの実際

自分にとって2回目となるグループツアーだったので、前回の反省を踏まえ、タイム・マネージメントや簡潔なガイディングを心がけました。対話形式でのガイディングが可能なプライベートツアーと、多くのお客様を前に、こちらが一方的に語り続けるグループツアーでは、当然ガイディングのアプローチも変わってきます。
バスで移動中、本当に説明したかったことに至らないまま、次の話題に移らざるをえなかったり...
改めてグループツアー用のシナリオを練りなおす必要性を感じました。

ハプニング

3日目の富士・箱根ツアーの際、全行程を通して渋滞に見舞われたこと。
快晴だったこともあり、お客様は富士山の雄姿に期待され、はやる気持ちがバス内に感じられました。
しかし、よく晴れた週末、そして秋の行楽シーズン、というダブルの理由で、道は大変な混雑ぶり!
時間の都合上、本来の予定に組み込まれていた「富士山ビジターセンター立ち寄り」をスキップしなくてはなりませんでした。「富士山がきれいに見えるスポットで降りられるのか?」「5合目の滞在時間は確保できるのか?」等々、ツアーリーダーからの質問攻めに遭い、確信が持てない分、大きなプレッシャーとなりました。
ビジターセンターの代替案として、ドライバーさんにお願いし、富士山全体がはっきり望める写真スポットを経由してもらいました。ようやく五合目に到着した時、お客様方の顔には溢れんばかりの笑み...
秋晴れの青空をバックに、くっきりその姿を見せてくれた富士山、そして機転を利かせてくださったドライバーさんに深く感謝したツアーでした。

新たな発見

Bonsaiコレクターの方や、イギリスのお家に日本風の庭園を造っていらっしゃる、という日本通のお客様がいらっしゃったこと。逆にこちらが、盆栽の育て方やガーデニングの方法をおたずねしてしまいました。

面白い質問・意外な質問・難問・珍問

(たびたび話題になりますが...)ウォシュレットの機能性。
某トイレメーカーが初期の製品開発の際、社員で実証実験しながら涙ぐましい研究を重ねていた...というエピソードを思い出し、思わず力説したところ、意外にもウケました。

このツアーで特に準備したこと

特に3日目の長距離移動の際は、ビジュアルに訴える資料が必須でした。大きな東京地図、皇室一家の写真、日本全体の地図、漢字の説明、富士山の浮世絵の本、等を掲げて説明しました。
また、ツアーの最後、お礼とともに、小さな折り鶴をお客様にひとつずつ手渡したところ、とても喜ばれました。
ガイディングとは直接関係はないことですが、最終的にお客様に満足いただけると「ガイドやっててよかった!」と自分自身も励まされるものです。

このツアーで特に配慮したこと

ご高齢の方や足の不自由なお客様もいらっしゃったので、各スポットの所要時間には余裕を持った設定を心がけました。バッファー時間は5分強と考えました。

旅を終えて

天候や交通事情といった、自力ではコントロール不可能な要因を、プラスに転向させるとことがガイドの腕の見せどころだと思いました。 今回、お天気には恵まれましたが、渋滞に巻き込まれた際、単に待ち時間が長いと退屈してしまいます。ただし、物は考えようで、この時間こそ、もっと日本のことを紹介できるチャンスだと捉えようと思いました。今回は自分の持ちネタが尽きてしまい、時間を持て余してしまったことが反省点です。
場を持たせるようなアイデアを講じる必要を実感しました。
また、Q&Aセッションのように、お客様からの質問に答えるスタイルも、文化比較ができて面白かったので、一案だと思いました。

私のお勧め観光スポット

勉強中の後輩へ一言励ましの言葉

Short Essay

フィットネスを高めるために、ランニングを始めました。来年の目標はフルマラソン完走?!

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