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田村 啓一さん

田村 啓一さん

富士アカデミー2011年度
合格者
通訳ガイド免許番号
(登録番号)
神奈川県第EN01497号

自己紹介

2011年に63歳で退職。在職中の2度の海外駐在経験(ニューヨークとバンコク)を活かすこと、また、組織の論理がどうしても優先する環境とは全く別の世界を一度経験したいという思いもあり、富士アカデミーへの通学をはじめました。英語と日本文化の両方を学べる楽しさは何にもかえがたいものです。この楽しさを教えていただいた富士アカデミーにはたいへん感謝しています。

<私のモットー>
一方的な説明でなく、特にご家族といった少人数のツアーではお客様と会話の形になるように努めています。

旅行の概略

日時: 4月1日(月) 9時〜15時
お客様: 米国人のご家族3名(40歳位のご夫婦と娘さん)、現在はシンガポール在住
6時間の東京カーツアー。
奥様はハンガリー生まれで芸術関係のお仕事、娘さんは中国語を勉強中ということで、国際的なご家族でした。日本の伝統文化にツアーの重点を置いてほしいとのご希望で、秋葉原など超現代的なものは興味なしとのことでした。

ガイディングの実際

リッツカールトンホテルを9時に出発、明治神宮、上野公園(桜見物)、浅草寺(昼食)、 皇居・二重橋、ホテルへ帰着は午後3時頃でした。

ハプニング

特段のことはありませんでしたが、昼食は浅草の老舗てんぷら屋に入りました。
12歳の娘さん(日本は初めて)はかき揚げを注文。これが特大でうまく食べられない。
結局、お店に頼んでせっかくのかき揚げを小さく切ってもらうこととなりました。

新たな発見

浅草寺の伝法院庭園(小堀遠州の造園)が特別にオープンしていることを前日の下見で発見。
奥様が日本庭園に興味があり、ツアー当日が月曜日で皇居東御苑に入場できなかったことを考えると伝法院庭園に入れたことはラッキーでした。

面白い質問、意外な質問、難問、珍問

特にありませんでした。
浅草寺でのおみくじの結果は、娘さん(大吉)、奥様(中吉)、ご主人(吉)と絵にかいた様な順番になり、結果オーケーで内心ほっとした次第。

このツアーで特に準備したこと

ガイドの指名をいただいたのが一週間前で事前準備の時間が十分にありました。
以前より勉強のため作成していた東京名所の資料を改訂してお渡ししました。
前日に上野公園の桜の近況を見学し、ついでに浅草の天ぷら屋で天丼を試食しました。

このツアーで特に配慮したこと

事前の要望とおり、日本の伝統文化を重点的に説明しました。皇室のことは特に興味をお持ちになった様子でした。ご主人は仕事で何度も来日しておりいわば日本通、奥様と娘さんへの家族サービスが目的ということがすぐに判りましたので、その雰囲気に合わせる様にしました。

旅を終えた感想

天気が良かったのと、桜見物を楽しんでいただけたことがラッキーでした。このすぐ後に桜は散ってしまいましたから。後日にお礼のメールまでいただいてかえって恐縮しました。

私のお勧め観光スポット

浅草仲見世では、酒井好古堂という浮世絵専門店があります。
小さい店ですが、特色があって仲見世ではおすすめかと思います。

Short Essay

最近読んだ本でおもしろかったもの。
松岡正剛著 連塾方法日本T 神仏たちの秘密 春秋社刊。
ちょっとマニアックですけど、通訳案内士の資格を取ってからこういった本を購入するようになりました。

勉強中の後輩へ励ましの言葉

英語と日本文化の両方を勉強できる、こんな楽しいことが他にあるでしょうか。
楽しみながら勉強されることがおすすめです。

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