通訳ガイド当校合格者高田潤一郎さん
2013年度通訳ガイド試験当校合格者

<自己紹介>

“通訳案内士”(私の場合は英語)の資格をとりたいと数年前は漠然と考えていました。しかし、ここ3年前位から是非とりたいと自分でも目覚めた事は確かです。一つには、以前より「日本事象」を学び、何となく習慣、伝統についてわかっている積りでも、日本語で人に伝える事にもスムースに出来ず、自分に悶悶とする時期が続きました。 邦文試験で求められる「地理」「日本歴史」「一般常識」は当然ですが、いわゆる日本の「伝統文化」等についての知識を系統的に学び理解が深まると知識も身につきます。通訳案内士の英語の試験問題(第一次の英語試験を指す)にも取り組み易さが出て来ることが解かりました。理由は、全てとは言えないが、英語の英訳、英作にしろ「日本の伝統文化」に関連する問いかけが多く出願される。相乗効果が生まれると思われます。
その他の動機としては、以前より日本、日本人が「発信」が苦手なこと、或いは「自分の意見を言わない」事などいろいろと言われています。やはり、「発信」していかなければ相手に伝わらないので、特に外国人に対してはわざわざ日本に来て、一緒に過す時間があるので当然「伝えるべき事柄」+@(アルファー)を積極的に行ないたいと思っているからです。
昨今、「おもてなし」と良く言われますが、私はそれは過剰サービスではなく、適格に様々な考え方、見方等も伝えられるように自分に求めたいから、この試験を受けて資格をとりたいと思ったことです。最終的には、自分のwingを拡げられることにもつながることだと思います。

1.1次試験英語対策

2.1次試験社会科対策

3.2次試験対策

今回の試験に対して、「2次対策」のコースを受構しました。内容は2種類ありました。
一つは、日本語で話された文章を直ぐに英語に訳す。もう一つは、「テーマ」を選択してそのテーマについて2分間でスピーチをする。いずれも本番の試験に沿った手順内容でした。Nativeの先生の指導で授業が進められ、週に1回2時間の授業でした。毎回ほぼ8人~9人程度の人数でした。私はこの程度の人数が適正かとも思いました。4人~5人位だと自己負担が大きくなる可能性があります。「テーマ」に沿って語るスピーチは、インストラクター及び他の受講者の前で行なうので緊張感があり、9回シリーズだったのでメンタル面はしっかりときたえられたと思いました。そして、提供された「教材」も出題されそうなテーマが網羅され、やや難しい内容でありましたが、「予習」をしっかりすればその教材が生きてくることが解かりました。
もう一つの「和文」を読んで、即英文に訳す授業の方法については、願わくばnativeの先生以外にどなたかassistant役の日本人スタッフが加わり参加していただけたらと思います。私は、家で予習する時に「与えられた教材」の日本語をテープに吹き込み、それを流して自分で英訳する練習をしました。緊張感を「教室」で十分味わうことと、やはり「予習」をしっかりすることにより、本番で戦えると思います。

4.これから受験される方へのアドバイス

私自身が通訳案内士を志してから約5年程になりますが、振り返って見ますと、合格する事が出来ました最後の一年が最も熱心に、本気になって取り組んだ結果だと思います。
通訳案内士を目指される方に対しては先ず「継続して英語を勉強されること」です。これは特に第一次の英語の試験に対してです。特に、年輩者の方々に対しては「繰り返し、繰り返し」取り組むことにより、記憶に残るのは間違いありません。
邦文試験対策としましては、「日本歴史」に対しては、学生が大学入試を目指すようにはとても出来るものではありませんので、古代から現代へ物語風に書かれている書物を読むと「時代の流れ」のようなものがつかめると思います。一本の幹を作り、それに枝葉を取り付けて行く感事です。
英語の二次対策は(1)通訳(2)テーマを選択しプレゼンテーションの2つの作業を求められます。
(1)については、私は自宅で、録音テープに和文を吹き込みそれで自分で操作して適当に書きとって終わるとすぐに英語に訳す練習をしました。
(2)のプレゼンテーションも出来るだけ広範囲に日本の伝統、文化を中心に、政治、経済、など日本語での把握と英語で表現してゆくことをこれも独自で学習できます。
そして仕上げが富士アカデミーにより提供される「二次対策セミナー」に出席されることです。
緊張感の中での訓練を自分に課すことによって、鍛えられます。約2ヶ月間、週一回のクラスですが、成果をだすためには、「予習」が不可欠です。やや難解と思われる英文のプレゼンテーション用教材を読みこなすことにより、自分で自分の英語で表現出来るようにしてゆくことも学習出来ると思います。